07月20日(金)

人と動物の関係「性」について思う 

河合先生のご逝去に引っ張られて、というのも少しあるかもしれませんが、人と動物の「関係性」についてのあれこれをちょびっとだらだら綴りたいと思います。

04月14日(土)

動物虐待と対人暴力 

ここ最近の人と動物の関係学のホットトピックである「動物虐待と対人暴力」。

この分野の研究はしかし,日本は立ち遅れています。
法律も然り。

昨日フェレットやハムスター数十匹を虐待死させていた某大企業社員のニュースが出てましたが,彼も不起訴に終われば野放し,起訴されても現行法では執行猶予ついて野放し。
動物虐待者への矯正教育というのは日本ではほとんど行われてないのですよね。

アメリカなんかは明らかにその目的で愛玩動物を虐待して逮捕起訴された人にはカウンセリングと矯正教育,必要なら入院までさせる州まである。

というのも,アメリカではアメリカ人道協会(HSUS)という団体が政治的に結構な発言権を持っているからなんです。
アメリカ産で動物が登場する映画には必ずクレジットにこの名前が出てきます。検閲してるんですね。動物の扱いが動物福祉にかなってるかどうか。

HSUSには心理学者や教育学者,司法関係者ももちろんいて,動物虐待と対人暴力がリンクしているという事実につながるエビデンスをいっぱい出している。
普段「エビデンスが何ぼのもんじゃい!」と毒づいているおいらですが,こればっかりはうらやましく思います。
でも動物への嗜虐性が人への攻撃性へと変貌していくその道筋まではまだ解明されていないようですが。

しかしこれってやっぱり

「動物は天国にいけないんだからせめて生きてるうちにかわいがっとかんと」

という発想のアメリカさんだから出来るんだろうかーとか,そうすると人と動物の境界が非常に曖昧な日本では,やっぱり遅れるべくして遅れてるのだろうかー,とかいろいろ考えちゃうんですよね。

だから研究もとっちらかるわけで(;´Д`)

でも大事な問題なんですよ,どれも→人気blogランキング
02月28日(水)

ペットと家畜の境界線 

突然ですが,人と動物の関係というものに切り込むには,まあさまざまな困難がありますですよ。

そのひとつがまず,動物を巡る文化の話。
シンボリズムとかートーテミズムとかー,動物に背負わせてきたものは,文化によって全く違う。

このあたりは河合隼雄御大あたりの独壇場なわけですが。

そんでもってもうひとつは,これも文化の一翼を担う部分ですが,宗教の話。
宗教の中の動物,宗教によって定められた動物への態度,これらは大事です。

きつねが神様になる日本と,きつね狩りが伝統的なスポーツであるイギリスとではやっぱ違うでしょうし。
動物は天国にいけないキリスト教と日本武尊は白鳥になって飛び立ちました,という物語を持つ神道もまた,全然違うでしょうし。

そんでもって,この二つのテーマが醸成されてきた,歴史。
食肉の起源から愛玩動物の誕生からなにから,狩猟採集時代にまで遡ることが必要です。

さらにさらに,これら3つを総合して,やっと初めて現在の動物にたどり着けるわけですが。

その現在ちうのが,これまた難しい。
なぜならば。
12月28日(木)

【あとがきに】高齢者と動物【注目】 

まだ買ってない。そして迷い中。
老後を動物と生きる老後を動物と生きる
マリアンヌ ゲング デニス・C. ターナー Marianne G¨ang

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立ち読みした限りでは,うーん,目新しいことは書いてないような。
いや,おいらにとっては,ですがね。
老人保健施設での居住型動物介在活動についての詳説本,と言ったところでしょうか。

高齢者が動物を飼育することのメリットあれこれ,施設で動物を飼育する際に気をつけるべき動物福祉のためのあれこれ,衛生面についてのあれこれ,などがそれぞれの専門家から提言がされています。
まあ,まともに福祉&動物福祉を考えている人ならどれもうなづける話ではないかと。

ただ,訳者あとがきがなあ…
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ぽちこ

  • Author:ぽちこ
  • 「心理学的見地からの人と動物の関係論」を追っかけている,質的研究好き。好きな言葉は「精進」。
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