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2006年04月13日 (木) | 編集 |
えーとですね。
さいころじすと日記山田花子と石川元─“こころ”から“脳”へを読んで以来,ちょっとモニョってるんですよ。
その原因をずっと考えてたんですが。

今日なんとなーく分かったので書いてみます。
詳細はリンク先を読んでいただくとして,おいらが違和感を持ったのはこの一行。

それは、“こころ”から“脳”への転換でもあり、“こころ”との決別とも言える。

これはby takashiさんなんですが。

え,そうなの?決別しちゃってんの?
てか,だれが決別してんの?


ちうのが,まあ最初に持った素朴な違和感なんですね。
発達障害を認めちゃうこと=“こころ”との決別 ちうのは早計で短絡的なのではないかと。
確かに自閉もアスペも,脳機能障害ではありますよ。なんだけどね…。

多くの人間にとって、相手の「こころ」が読め感情移入によって誰とも一体感を獲得でき個性を認めながら差別をしない対人態度を取ることを可能にしたのは、脳の構造が互いに似たりよったりだったからにすぎないということが、いつの間にか忘れ去られてしまった。

引用の引用な上に,出典先を読んでないので乱暴極まりないのですが。
これって逆に言えば,

脳が似たり寄ったりでなければ相手の「こころ」が読め感情移入によって一体感を獲得でき個性を認めながら差別をしない対人態度をとることが出来なくなる

という言い換えが成り立ちますよね。
そうは言ってないけど。

でもさあ,似たり寄ったりの脳でも,お互いの間の了解可能性なんて簡単に広まったり狭まったりするでしょう。
発達障害を持つ人とのそれほどに劇的でなくても。

確かに,発達障害の読み違えってのは大いにあると思います。
その読み違えの犠牲者も,多かったと思います。
これはもちろん,決して忘れてはいけないし繰り返してもいけない。
そいで転換という意味では,この5~6年は発達障害の概念はかなり広まったと思うのですよね。十分でない点もあるかもしれませんが急速に。
そしてその概念は大変重要なものだとも思います。もちろんね。
ですけど。

それだからといって,安易に「こころ」と決別しちゃっていいの?と思うわけですよ。
そりゃあ,今まで「こころ」の問題だと思ってたことが実は脳の問題だった,ていうのは衝撃的なことですけど,でもだからといってさっくりと決別しちゃうのもいかがなものかな,と思うのですよ。
研究者なら,臨床家なら,脳も「こころ」も両方大切にしてかなきゃなんないんじゃないの?
脳機能が障害されていたとしても,「こころ」や「自己」は変わらずにあるわけで。
その「脳」を含めた身体を抱えて,人の心がどう動くのか,あるいはどう生きていくのか,というのは外してはいけない視点だと思うのですよね。

夢見すぎ?
甘すぎ?
まあそれはそれでいいですけど。

その辺のことも,出典元を読んだら書かれてるのかもしれませんが。
暇を見つけて出典元を読んでみようと思いますよ。

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ジャンル:学問・文化・芸術
コメント
この記事へのコメント
>え,そうなの?決別しちゃっ
>てんの?
>てか,だれが決別してんの?

私が引用した文などを読んでの印象なので----。

なんか、「生物学的精神医学」(正統派精神医学)と「人間学的精神医学」(力動精神医学)との論争とも通じる話題ですね。てか、そのものか。

今の石川氏はどうかわかりませんが、2001年当時は、かなり「脳還元主義」だったのではないかと思います。

個人的には、何でも「脳の問題」としてしまうのは、なんでも「こころの問題」としてしまうのと同じように危険性をはらんでいると思っています。
2006/04/13(Thu) 11:25 | URL  | takashi #JalddpaA[ 編集]
>takashiさん
>何でも「脳の問題」としてしまうのは、なんでも「こころの問題」としてしまうのと同じように危険性をはらんでいると思っています。

ですよねえ~。はーびっくりした。
takashiさんも唯脳論者に転向か?と思ってしまったもので。

昨今のメディアの伝え方や一部の研究者の言説をを見てると,少年犯罪はアスペ!みたいないやな空気を感じます。

何とかならんもんかいな。と個人的には思います。
2006/04/14(Fri) 04:32 | URL  | ぽちこ #grcoP6NM[ 編集]
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