真実は人の住む街角にある

発達かー(1)

やー,久しぶりにTBなんかしちゃったりして。うふ( ´_ゝ`)

いやあね,TB先の,mooさんの発達臨床庵の,このエントリのコメント欄でのやり取り,やたらめっさ面白いんですよ。
で,それに触発されてちょちょいとな。

ASの子の社会性と概念と語用に関してぱぴおさんが言及されているんですが。
この3つって,切り離せませんよね,って話を,知り合いのSTさんとしてたのですよ。
なのに,その辺理解せず,ヴァカの一つ覚えのように社会性社会性うるせえやつって,いるよね,と。

言葉とそれが表す概念がまだあやふやな状態の子に,社会性ったってなあ,と思うのですよね。
おいらがASの子と話してて思うのは,概念と,そこにラベル付けされている言葉が,微妙〜にずれている感じがするよなってことなんですよ。
語用も,たぶん違ってる,と思う。
そのずれを放置したまま,SSTだ集団だって言ったって,根本解決にはならんと思うわけですよ。

概念獲得と語用を抜きにして社会性をにつけさせるというのは,そうだな,習字にたとえてみますかね。
目の前に習字のお手本があるとして,文字の成り立ちや読み,文字の並びが表す意味なんかをまったく解説せずに,そこにある文字の形だけなぞらせて「これはこういうものなの」と教え込むことに似ている。
ような気がする(伝わるかなーこのたとえ〜。自信なし〜)。

けど当然,それじゃダメなわけでね。いっくら形だけなぞってもダメなんですよ。
形なんて頼りないですから,いくらでも変わるし。
特に社会性なんて,社会なんつー最も当てにならなくて流動的なものから求められるものですから,「とりあえず」でしか,たぶんない。
その辺のつながり具合を意識できない人って,まあ,いるんですよねえ。
大変残念なんですが。

しかしどうやってそのずれを修正しながら社会性を育てるのかったら,そりゃもう,

試行錯誤ですよね。

でも出来ないはずはない。
手法は何であれ,その子が現時点で理解してる世界を知り,広げるという作業,まともなセンモンカなら,できないはずがない。
けど一応シンリガクの端っこに引っかかって生きてる身とすれば,この辺の発達心理っぽい視点は心理屋の強みだと思いたい。
でもきっと,世の中のデキる先生だったらできてるような気もする。

とにかくも,それをしない・出来ないのはセンモンカの手抜き&努力不足だよな( ´_ゝ`)
あるいは子どもをなめてるか,とんでもなくこんじょなしか。
あ,全部ってこともあるなあ( ´_ゝ`)

と思う初冬なんでした。

まだ続きそうなヨカーン→人気ブログランキング
コメント
そうそう。
>おいらがASの子と話してて思うのは,概念と,そこにラベル付けされている言葉が,微妙〜にずれている感じがするよなってことなんですよ。
>語用も,たぶん違ってる,と思う。

ここら辺と言うのは、なかなかに興味深いですよね。
私の場合、中学生年齢のASとかPDDの子と関わる機会が多く、「それってどういう意味で使っている?」とか、
「どうしてそれは理解できて、こっちは納得できないの?」とか、色々と話を聞くのが楽しいです。
そうくるかっ、と思うようなとてもこちらの納得のいく答えが返ってきます。

そして、同時に、「分からない」といわれた事柄を、じゃあ、どうやって伝えたら分かるかなぁって思って話すのが、とても難しい場合が・・・(^_^;)。特に勉強の時なんて、もう。

 私自身、フィーリングで生きている部分が多いのでしっかりした説明って難しいものが多いんですよね。

あ、でも、物によっては(勉強とか、あとその時に、出来ることの上限として)
「これはこういうものなのよ」と、一端、教えておくことと言うのも、私は必要な気がします。

もちろん、そのままフォロー無しじゃ、論外ですけど。

教えた後に「どうして?」ってことが子どもの中に残るなら、納得できる理由を時間を掛けて一緒に考えて話すことが出来れば良いかなと。

あと、やっぱりこの世の中と言うのは不条理なので、いくらかの部分、「これはこういうものなのよ」「世の中ってそうなのよ」っていう非常に曖昧なものを、曖昧なままでも、とりあえず理解できるというか、大丈夫で、そういうものもあるのねって思える力もつけていって欲しいなぁと思いますし。
2007/11/29(木) 17:07 | URL | 浅木 #mQop/nM.[ コメントの編集]
でも、まあ、それは中学生以降に身につけていく感じのものかもしれません。

ぽちこさんの話題にしている大体の年齢が、幼・小ぐらいでの話しかなぁと言う気もしたので、一応、付けたしでした。
2007/11/29(木) 17:18 | URL | 浅木 #mQop/nM.[ コメントの編集]
お返事遅くなりました。
子どもとやる、概念と言葉のすりあわせって楽しいですよね。
どう伝えるかを考えるのも、難楽しい。
小学生くらいでも、結構お話してくれますし。

浅木さんがお感じになったとおり、おいらの念頭にあるのはだいたい学齢期中期〜だったりするのですが、

>「これはこういうものなのよ」「世の中ってそうなのよ」っていう非常に曖昧なものを、曖昧なままでも、とりあえず理解

これがまた、すんなりと行ったりいかなかったりなので、工夫が必要だなあと思っているところです。

この概念獲得が、自己の輪郭形成にもつながるような気がしてるので、細心の注意を払ってはいますが、でも難しい〜。

今まで自分がどんだけてけとーに生きてきたかを振り返る作業でもありますしw
2007/12/01(土) 11:54 | URL | ぽちこ #grcoP6NM[ コメントの編集]
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