2008年03月12日 (水) | 編集 |
相変わらず忙しいっす。
発達障害話も書き足りないし,身体の話とか時間の話とかもしたいんだけど忙しくてアタマまわらない。
だもんで逃避ついでに珍しく,資格について思うことをうだうだ言ってみようと思います。

発端は,お若い方々の話を聞いていて思った最近のこと。
「資格ってそんなに大事?」
ということなのですよね。
ほら,おいら臨床に関しては無資格じゃないですか。
自慢じゃないけど心理系資格は一個も持ってませんのでね。

でもねー,研究しながらでも何でも,発達臨床には細々とでいいので携わっていきたいわけですよ。
んで実際携われてきたわけですよ。
まあ確かに,リンショーシンリシさんとの給料格差とかありますけどね。でもんなの上がるよう自分で努力すればいいわけで。
上がったっつったって,その辺の塾講師より安い時給ですけどね。そもそも期待してないし。

だっておいらまだ若手のぺーぺーですし,今は給料<経験積みって時期なんだろなあと割り切ってるんですよね。
研究者としても,臨床家としてもね。
研究の方なんて,研究させてもらうために学費まで払ってるわけですから。
臨床の方も,先行投資として,自分が興味持ってて,出られる勉強会や学会には出来る限り出てきたし。
資格に関しては,取れる条件がそろったら,臨床発達心理士あたりに挑戦してみてもいいかもしんないくらいには思ってますよ。

だって今んとこ,発達臨床やりたきゃ資格なしでも困りませんし。
発達障害ブーム(笑)のこのご時世,資格なしでも働けるとこはいくらでもある。子ども関係の仕事なんて仰山あるじゃないですか。
と,ふだんから思ってる人間が,
「資格なしじゃ始まらないし」
とか
「資格がないと給料安いし」
とか
「病院臨床じゃなきゃいや。なぜならかっこいいし収入いいから」
とかお若い方々の口から聞くとね。腰が思いっきり砕けるわけですよね。んもうばきばき。

親切な方ならたしなめるんだろうけど,おいら不親切なので何も言いません。
だいたいそういう人間に限って先行投資もしてないし研究も(ryだったりするんでね。

最初のと真ん中のに関しては「あっそ」で済ましてしまおうかな。
付け加えるなら「武装方法は資格以外にもあるのがこの業界だと思いますよ」だろうかー。

今後リンショーシンリシも,資格取っても食っていけるかどうか分からんことになってきてますし,職探しも熾烈っちゃ熾烈ですが,資格なくてもウリ(形のあるものでも形のないものでもどっちでもいいと思います。例えば空回りしないやる気とかちゃんと身になる向上心とか。一番いいのは身になった経験なような気がする)を持ってて,それを売り込めるだけの少しの勇気と大胆さがあれば,それは実効力あります。経験上ね。

で,後者。後者についてはねえ・・・まずは「そばにくんな。同じ職場にくんな」でしょうかねえ。
「むいてねえよ,辞めろ」というのはあまりに親切すぎるだろうしなあ。

んでどれにも収入話が絡んでくるわけですが。
これに関してはなあ。最初っから高望みはしないこと。としか言えないすね。
この業界の外でも,初任給ってもんがあってね。どの業界でも最初っからそんなに高いわけねーべ。
確かにこの業界の収入の低さは目に余るけれども,そこで生き残れれば道は開ける,と思う。

心理職だけじゃなく,援助職はどれも皆,さなぎの時期が長い職ですから,その間の,繭を維持する経済的基盤をどうするか,てのは大きな課題ですよね。社会的にも個人にとっても。
介護福祉士みたいに,資格とったはいいけど現場で収入が低すぎて転職しちゃって宝の持ち腐れ,とかってのは不毛ですしね。
まあ,心理業界もそうなりかけてるのかもしれないけど。

そう考えると,繭のそとを守る経済的基盤があって,繭のなかでちゃんと葛藤できるセンスを持ち,その葛藤に耐えうるだけのスタミナと知力がある人,というのが援助職の最低条件になるんすかねえ。

そしてここまで書いてみて分かった。
上記の台詞を吐くお若い方々の高望み加減とえり好み具合と思考の硬さがやなんだわ,おいら。
若いうちからそれじゃあ先が思いやられるよ。アタマはやらかくないと。
とはいえおいらもそろそろ羽化の時期なので,ちょっと踏ん張り所かな。
と思っているところでございます。

ハッ おいらも永遠の18歳だからお若いのだった→人気ブログランキング
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