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2009年08月07日 (金) | 編集 |
2カ月ほど乗り遅れてますが、プレゼンの話を一席。
ええ、以前、mooさんやロテさんがおっしゃってた話です。
おいら、自慢じゃないですがプレゼン巧いと言われます。
パワポ(以下PPT)でプレゼンするのに慣れていない方々には素直に、目利きの方にはチクリと。
研究発表のためのプレゼン作りは結構簡単で、例の感染病態分野プレゼン12箇条に加えて

聞き手の知りたいことが述べられているか
自分の研究内容の強み(面白さとか新しさとか)を効果的にアピールできているか
PPTは読ますものではなく見せるものだと分かっているか
アニメーションの分量はちょうどいいか

という4点ともう1点

研究内容の弱み(突っ込みどころ)をさらりと流せているか

というのがクリアできていればプレゼン巧いと言われるようにはなれます。いやほんとに。

但し、上記5点の前提として発表者は、
・自分の研究の強みと弱みを把握出来るだけの客観的な視点
・人の意見に耳を貸せる素直さと謙虚さ
・人に何を言われても、譲れない部分は譲らない頑固さ
等の資質を備えていなくてはならないと思いますが。
それはあくまで前提として。

ちなみに、おいらが何でこんなスキルを身に付けられたかと言えば、怪我の功名と言いますか、前籍校に、完全武装でないとダメなお方々が山ほど谷ほどいらしたからなのですね。
このおいらの研究に対して
「(メインテーマが)何で犬なの?」
とハニワ顔になるしかないような質問をしてくる人だとか、まああれですよ、学生は潰して何ぼ、やりこめて何ぼという人がとても多かった。
もちろんその他にも、冷や汗をかきながら真剣勝負をしなければならない人も大勢いましたけれど、そういう人っていうのはたいてい、プレゼン後にぼそっと恐ろしいことを言って下さるので、全然敵ではなかった( ´_ゝ`)
だって恐ろしすぎて闘えやしないもん。

閑話休題。

まあとにかくおいら、そういったつむじ曲がりな人らを想定しながらプレゼンを重ねるうちに、スキル「だけ」変に特化して習熟してしまったらしいのです。いやですねー。

おいらはこんな感じで「変に」特化してるわけですが、大学に籍がある大学院生なら、発表があるたびに、資料を作りながら内容を総点検して、聞き手とその人が聞いてきそうなことをできうる限り想定して内容を洗練し、ゼミ内で検討してさらに洗練を重ねるなんてことは茶飯ごとでしょうから、ある程度までは発表スキルって磨かれると思うのですよね。
そう考えると、やっぱり大学院という場所は、研究するということに関してとてもとても恵まれたところなのだなあとしみじみありがたく思います。

またしても閑話休題。

こんなおいらのようなスキル偏重野郎にとってコワヒのは、「変に」特化してしまったところをサクッと見破って、本質的な部分に肉迫してくるような目利きの方です。
そんな人に、
「犬飼さんにはさらっと聞かされちゃうんだよね。プレゼン巧いから」
とか言われてごらんなさいよ。超冷や汗もんですよ。
これでさらに
「犬飼さんて文章もうまいから、読まされちゃうんだよねえ」
とか言われてみ。

 生 き た 心 地 し な い か ら 。

プレゼンが変にうまくなっちゃうと、小利口な感じで小さくまとまってしまいがちなんですよね。
少なくともおいらはそう。
文章もそうですが、これは本当にしょっちゅう、各方面からおほめの言葉を頂戴します。
どうやら、内容以上に「読ませて」しまう文章力があるようで、だけに、今の研究テーマについても
「これはさあ、このままエッセイとか小説で書いたらいいんじゃないの?」
とか指導教官を始め周囲に言われること多々(今考えると非常に失礼だよな。当時も腹立ったけど)。

その上研究のキャリアだけは長いので、叩かれそうなところ(上記で言うところの弱みですね)はあらかじめ分かっちゃうし、分かったら隠しちゃうし。
それも、木を隠すなら森の中的な嫌ぁな隠し方で。

とにかくも、おいらの場合は、「読んじゃう」ではなく「読まされちゃう」、「聞いちゃう」ではなく「聞かされちゃう」、といわれるのがミソですね。
そう言われるということは要するに、

突っ込みどころ、見えてるよ(ニヤリ

と正面からつつかれたということであり、それが冷や汗の原因になるわけですよ。ええ。

・・・えーと、何が言いたかったかというと、その、なんだ、発表が「変に」うまいとか、内容以上に文章がうまいとかいうのは、研究者には決してアドバンテージにはならんよな、ということですよ。

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テーマ:研究者の生活
ジャンル:学問・文化・芸術
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