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「名も無き人々」

カテゴリは研究雑感にしましたが、果たして研究に関係あるかどうか。要するに単なる雑感かも。

という前置きは前置きらしくさておいて、おいら今まで会ってきたどの師匠も(まあどの研究者・臨床家もそうだと思いますが)、言葉には敏感であれ、と常に常に言っていたりモデルを示してくれてたりしたわけです。
最初に出会った師父が、その辺非常にシビアな人で、結果おいらもシビアになり、のちに出会った師匠たちも並み以上にシビアでしたんで、さらにシビアなおいらになり、というスパイラルだったのですよね。まあ皆さん同じようなもんだと思いますけれども。

んでまあ、私の中の言葉の基準と言うのも師匠たちの教えや背中を参照しつつ出来上がってきたわけで。
好きな言葉(好んで使う言葉ではなくね)、というものにはまだであったことはありませんが、嫌いな言葉、とかあからさまに嫌悪を感じることばというのははっきりとしています。

そのひとつが、タイトルにある、「名も無き人々」という言葉。
マスコミの人たちがよく使う気がするのですが、まあもう何から何まで気に食わない。
慣用表現としてはわかりますよ、もちろん。
それを用いる者の視線が気に食わないのだな、たぶん。

そもそも「人々」という当事者感ゼロの言葉が好きではないし、それに「名も無き」云々と冠されると、名前も無くて悪うござんしたね、で?あんたのお名前はよっぽど立派なんでしょうねぇ?と毒づきたくなります。で、実際にここで毒づいてるわけですが。
と、いうか、マスゴミの方々がこういう場合、その人たちの名前を消してるのはお前らだろうよ、と思いますし、こんな言葉をマスに向かって平気で使えてしまう神経が理解できん。
まあ、そういう神経を持ってるからこそマスゴミなんだろうけどさ。
どんな立場であれ、上から目線、大嫌い。
よって、こういう言葉を平気で使うマスゴミでないその辺の人は、もう論外に嫌い。それが自分の立ち位置に近い人ならばなおさら。

研究者も臨床家も報道者も、自分の職業の上には「たかが」という言葉が冠されるのだという自戒を忘れてはいかんと思います。

ちなみにその他にはだとか「問題のある子」というのも自分的にNGです。
これはもう明らかに、師父の教えによるものですけれど。
ああ、あと「かわいそう」というのもむずむずする。

「問題」とは誰にとっての問題なのか、いま一度、一度ならず二度でも三度でも考えてみるといい、というのが師父の教えで。
今思い返してみても、それはとってもまっとうだよな、と思う今日この頃なのです。

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