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2009年12月19日 (土) | 編集 |
今日夕飯を食べながらニホンのミカタを見ていたら、頑張らない生き方が云々という特集でした。
観た方います?
「頑張る/頑張らない」という言葉の扱いって結構難しくて、わたしも含めて日本人の多くは多分、Good Luck的な意味で使ってるんじゃないかと思うのよね。
頑張るって言葉には様々な期待のニュアンスが込められていて、「あきらめない」「逃げ出さない」「投げ出さない」「くじけない」などなど(何か昔そんな歌ありましたね)、努力と根性のにおいがぎゅんぎゅんするわけですが、場面によっては応援してるよ的なニュアンスも強い気がする。
日本語的にGood Luckに当たるちょうどいい言葉があまりなくて、そのために「頑張れ」が濫用されてるんじゃないかと。
要するに、他の言葉と同様、意味なんて使われる文脈による。
だから頑張るという言葉それ自体にはそんなに大した意味は込められてないような気がするんだよなあ。

そして逆に頑張らないというと、何かこう手を抜いてるような印象を受けるけれども、こっちはもう少しシンプルで、要するに無理をしないってことでしょう。
やりたくないことはやらない、とかそういうこととは違う。
途中和歌山にある小学校のユニークな教育法を取り上げてましたけど、あれだったって、好きなことに対しては子どもたち頑張ってたじゃないですか。

言いたいこと言って食べたい物食べてたらそりゃあ長生きするでしょうし、逆にそんな健啖家やってたらストレス溜まるわと言う人もいるだろうし、要するにその人にあったやり方なら何でもいいんでしょうね。
以前ある先輩から
「無茶はしてもいいけど無理はすんなよ」
と言われたことがあって、なるほどな、と。ナイスな言い回しだなあと思った次第。

ただあの番組ってたけしがMCなだけあって、ちょっと毒が入ってるのよね。ニヤッとする程度の。
明確な格差が出来つつあるこの社会で、「頑張らない」ことを是としたり賞賛することは、下層に属しつつある人達を、その階級にいさせ続けるためのキャンペーンであり、あるいは「頑張っ」ても報われないことへの諦念であったりもするのだろう、というのがたけしのコメントで。
それもまた、なるほどね、と。

そして印象的だったのが、番組の後半に出演していた「頑張らない」ことを満喫していた人たちは、過去に壮絶なほどに「頑張っ」ていた人たちだということでしょうかね。
やっぱ最初からあきらめてたらだめよ。やってみてなんか違うな感じたらやめりゃいいのよ。
登るなら高い壁の方が登った後気持ちいいでしょうに。

と、いうのも頑張ることをすりこまれた団塊Jrの戯言なんでしょうか。

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テーマ:研究者の生活
ジャンル:学問・文化・芸術
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