2010年01月18日 (月) | 編集 |
弥太郎伝と言った方がいいかもしれない、今のところの龍馬伝。
福山ファンのぽちこですおハローございます。
いやあ、3回目にして香川照之なしでは成り立たないドラマになってしまっている感がありますね。
どこまでもおぼっちゃんで鷹揚で痛み知らずの龍馬に比べ、地を這いずり回ってきた弥太郎の、上昇志向なんてもんじゃないあのギラギラ感はすごい。

コンプレックスとか育ちの差とか、そんなものを軽く飛び越えてしまう懐の深い龍馬に、憧憬と憎悪を同時に抱く弥太郎を香川照之がうまく演じていて、目が離せないですね。
そして毎回登場回数&時間数は少ないものの、岩崎美和を演じている倍賞美津子もまたよい感じ。

に対して龍馬はどうかっつーと、どこまでも軽やか。
お人好しで甘ちゃんで、想像力の足りなさを度量のでかさで補っているヤング龍馬はまあ、あのくらいでいいのかなあと思いますが、香川弥太郎に対するには、ちょい物足りない気がしないでもない。

まあでも実生活でもたまにいるよね。ああいうタイプの人。
頭良くって健康度高くて人心つかむのうまくて、だいたいのことはすんげー適当かつおおざっぱで、たいてい周りを巻き込んじゃうのに悪気もなさげで、何故か恨まれないような人。
私は一人だけ知っている。
ああ、思い返すとまさにそんな感じだ。

しかし来週、何やら武市半平太がどす黒くなりそう。岡田以蔵への態度も今回伏線がかすかに見えましたしね。
このままいけば龍馬に勝てる、とは言ったけど、俺に勝てる、とは言わなかった。
そのあたりが、ね。
ちなみに、無教養で剣道しか知らんような岡田以蔵を、演技上手な佐藤健くんがやってるってのもナイス。
事務所の都合だとしても、ナイス。

武市もとても優秀な人だったんだろうけど、いかんせん器が足りなかったのではないかと思います。
足りなかったというか、質が違ってたのでは。
龍馬は遠目で世界を見据え、武市は近目で土佐しか目に入らず。そんな気がします。
上士・下士という枠を超えたかった龍馬と、その枠に縛られ続けた武市とでは、根本的なところで思想もやり方も違っていたんだろうなあと。
武市があと50年早く生まれてたら、上士・下士という身分制度を撤廃するくらいのことは出来たかもしれないのだけれど。

とにかく今のところ、それぞれ歴史に名を残した一角の人物たちをも嫉妬する、坂本龍馬というでかい男を描きたいことは分かった。
あとはもう少し龍馬が悩む姿が見られれば、龍馬をもっと身近に感じられると思うんだけどな。

それはさておき、来週はセカンドヒロイン千葉さなちゃんも登場するし、ますます楽しみです。
ちなみに史実では、平井加尾さんのことを「千葉さな子には多少劣る」とか手紙で書いちゃってる龍馬。
まさか150年後にそんな手紙が大衆に公開されるとは思ってなかっただろうなあ。

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テーマ:研究者の生活
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